back of すちゃらか通信 ver.2.0
2011-10-25T22:56:36+09:00
xr80-baja
壊れかけのラジオのようなブログです。 本館のアドレスは→http://homepage2.nifty.com/kanchan11/
Excite Blog
屋久島紀行
http://kanchan11.exblog.jp/13880510/
2011-10-25T22:56:36+09:00
2011-10-25T22:56:36+09:00
2011-10-25T22:56:36+09:00
xr80-baja
たび
っていうか放置状態だったのですが。
2年に一度の家族旅行。
歩けるのは最後かもしれないと屋久島の縄文杉まで。
74歳の伯母もなんとか完走。
往復12時間って結構早いかも。
途中で一緒にヒーヒーいってた山ガールと港近くの食事処で偶然再会、とかいろいろ
ありましたが、最後の親孝行にならんようにもう少しがんばります。
連絡先でも聞いておけばよかったですね。
もしここまでたどり着ければ連絡くださいね(笑)]]>
求む盗難情報
http://kanchan11.exblog.jp/9519787/
2009-12-28T09:58:51+09:00
2009-12-28T09:58:50+09:00
2009-12-28T09:58:50+09:00
xr80-baja
未分類
HONDA CRF250X 2004年モデル
ナンバー:1和泉て60-98
車体番号 JH2ME11-000363
ワイヤーロックをカッターで切断して持ち去って
おりプロの犯行の可能性が高いです。
特徴
SSERのゼッケン(現在は46番:剥がされている可能性大)
フォークガードにはネコミミデカール
アチェルビスハンドガード
リアフェンダー上にリフレクター
XR250用デジタルメーター
STORM車高下げリンク
前後タイヤミシュランコンペ3
ライトはHID
ワークスコネクション製ラジエーターガード
XR'S ONLY製エンジンガード
スイングアームにVITALステッカー
もしみかけましたら、ご一報よろしくお願いいたします。]]>
TBI2009 DAY-0
http://kanchan11.exblog.jp/8260643/
2009-05-09T13:13:28+09:00
2009-05-09T13:13:28+09:00
2009-05-09T13:13:28+09:00
xr80-baja
TBI2009
記憶が確かなうちに書いておこう。
4月28日(火)
現場からピンポンダッシュして家を出発したのが18時40分。
19時30分には予定どおりさとみっちー宅に到着。サクっとセローを積むはずだったのだが、
ミラーを外さないと積み込みできない→
マップケースが邪魔してミラーが外れない→
マップケースのステーを緩める。
と、いきなりの3段活用で少々手間取ったが、なんとか無事に積み込み完了し、右近ちゃんところへ移動。
今回、石もっちゃんの軽トラを借りて、それにアフリカとG650を積むというなんとも東南アジアチックな事をする都合上、うちの車に荷物を積まないと移動すら出来ない(苦笑)
20時20分、到着。ちょうど積み込みも完了していたので、荷物を積んでいる最中にさとみっちーが
「あ!ブーツ積むの忘れた・・・・」
そうえいば、3年前のTBI2デイズでも、トランポにブーツ積み忘れて、嫁に淡路島までブーツを届けにきてもらった猛者というか、サザエさんというか、そんな方がいましたが、今回は22時半のフェリーに乗らないといけないので、急ぎUターンしてブーツを取りに行く。
そうして六甲アイランドに着いたのが21時40分。切符は黒ちゃんにお願いして先に買っておいてもらったので、すんなり乗船となった。
しかし、高速1000円の影響か、フェリーは連休前だというのにガラガラである。
乗船待ちのバイクで、それらしきXR400をハケーン!神戸のK藤さんであった。
去年もエントリーしていたが、直前キャンセルで今年は2年越しのリベンジということでマシンもかなり手が入ってました。
さあ、乗船という段階で、突然前出のサザエさん、じゃなくって神戸のにっしーどんがお見送りに!もうちょっと早く来てくれたらいいのに~。5日の打ち上げでは松山で合流するとのことなので、いい報告が出来ればいいかな。
乗船してすぐ一風呂浴びて、SS-0がスタートする。誰か他にエントラントいないかなーとキョロキョロしてたら、いました、DR-Zのしんさんと、XLパリダカの秋本さんを発見。飲みながら話をしていると、秋本氏は松山までの乗船ということがわかり、それは遠回りなので今治で降りるように強く勧めたのはいうまでもない。
日付が変わる頃まで飲んでいたが、いまっぽに電話するとまだ静岡過ぎたあたりだという。
今年は車検で苦労はしないだろうから、ゆっくりでも間に合うのかなーと思ったが、違う面でこの後苦労するとは夢にも思っていなかっただろう。
ええ感じで酔っ払ったのでぼちぼち寝ることにします。
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新聞記事
http://kanchan11.exblog.jp/8253842/
2009-05-07T13:59:36+09:00
2009-05-07T13:57:33+09:00
2009-05-07T13:57:33+09:00
xr80-baja
TBI2009
画質がいまいちですが、左より、O崎さん、岩崎君、M田っち、エビちゃん、Y社長。
俺も取材してほしかったぞー。]]>
TBI2009 なんとか完走しました。
http://kanchan11.exblog.jp/8252487/
2009-05-07T01:03:39+09:00
2009-05-07T01:03:38+09:00
2009-05-07T01:03:38+09:00
xr80-baja
TBI2009
総合30位内→29位
クラス優勝→達成
ミスコースしなければ、間違いなく20位内に入れていたのに、それが残念ですが、
ラリーの神様がもすこし勉強せいっ!ということだと思いますので、もちょっと頑張って
みます。
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テンションあがんねー。
http://kanchan11.exblog.jp/8118607/
2009-03-29T22:42:27+09:00
2009-03-29T22:42:27+09:00
2009-03-29T22:42:27+09:00
xr80-baja
XR80
ここまで組むのに土日2日間かかってしまった。
本番まであと1ヶ月しかないんですが、もひとつテンションが上がってこなくて、原因がわかっているだけに
なんとも出来ず、悶々としながらの作業であります。
XR80でエントリーするのは4回目なんですが、
1回目は第13回大会。バイタルフルチューン仕様で臨み、3日目まで200台中70位前後を
走っていたが、オイル管理を怠ったため、エンジンブローでリタイヤ。
2回目は15回大会。
足回りはXR100を使ってラージ化し、ライトは引き続きモンキーバハ。
K主氏に
「カブより細いタイヤ」とか言われ、最後のSSでパンクしたりしましたが、クラス優勝で完走。
3回めは16回大会。
フロントブレーキをディスク化し、前後ホイルをスモール&アルミ、MD22のヘッドライトにHIDと
かなり作り込みましたが、コックピット回りが重く、振動でステーが折れたりしてクラス優勝はするけど
もひとつでした。
モンゴルのCRF250Xで使ったシステムをそのまま移植。強度も上げました。
ライトは軽量なモンキーバハに戻して、PH7のHIDを間に合えばWで組み込みたい。
XR100モタの強化ジェネ+ジョルノクレアのレギュで100wは出るはず。
ここまでやって今日の作業は終了。
某熊森氏曰く
「XR600?」
人間が小さいので、そう見えるかもしれません。
あとブレーキ回りの処理と、チェーン交換、ハンドガード取り付けなどなど・・・・
結構残ってるなー。
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ラリーモンゴリア ETAP3(その2)
http://kanchan11.exblog.jp/7958067/
2009-02-15T22:12:51+09:00
2009-02-15T22:13:55+09:00
2009-02-15T22:13:55+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
CPの前のデューンは結構な斜面で、四輪がアタックしているのだが、登りきれずにいる。バイクも似たようなもので、何台かがスタックしてさながら砂地獄絵巻とかしていた。
クリアになってから逝こうかと思案していたら
Y社長が「かんちゃん頑張れ」
と意地悪く囁きながら通り過ぎたので、見てるうちにいってやろうじゃないかと思い、手前の1段高くなったところまで一旦上り、ラインを考える。
斜面のゆるい左側はそうとうほじくり返しているので、おそらくグリップしないであろう。
コースフラッグギリギリの左側は斜面はきつくなっているが、おそらくそのおかげでだれも踏んだ形跡がない。 まくれたらそん時だ。
1速全開で下りながら加速し、突撃をこころみた。
案の定、パワーはないにしても、そこそこグリップしながらCRFは上っていき、難なく?登頂に成功した。(写真は撮られているはずだったのにー)
丘を登りきると、目の前にはうねうねとした砂丘の連続である。
スピードが乗れば3速でも走れるのであるが、ちょっと失速すると上りでは1速で両足バタバタしないと進んでくれない。
とにかく先行車のワダチを踏まないように、かつ走行ルートのギリギリ端の少し草が生えているところをトレースしながら走る。
それでも途中、キャンバーのある砂地で前後ズルズル滑って失速し、転倒。
サラサラの砂は波照間のニシハマビーチのようだ。ただ、ここにはビキニのお姉ちゃんは
いるわけもないが。
走っている時は暑さは感じないが、止まると一気に体温が上昇する。まぎれもなくここは砂漠である。エンジン音がしたので振り返ると、川渕さんがやはり砂と格闘していた。あの重いKTMだと一苦労に違いない。
実は、このデューン越えはほとんどコマ図を見ることなく、先行車のワダチとGPSのみでクリアしてしまった。なので、トリプルコーションのJUMP!ってどこ?でした。
最後のデューンに上ると、眼下にはアフリカを思わせるステップがはるか地平線まで続き、振り返ると白いデューンが延々と広がっていて、彼方には蜃気楼(マジでマジで!!写真撮っておけばよかった)が見えた。
一気に砂山を駆け下りて、オンコースであろうピストに合流し、スローペースを回復するべくスピードを上げる。ステップを抜けるとルートは左折し、砂漠に湧き出す川の源流へと向かう。
時間があれば顔も洗って水浴びとかしたいところであるが、ここは我慢して先へ急ぐ。川渡りを敢行し、かなり急な上り坂を上りきったところで、ロシアのチームが写真撮影をしていたので手を振って再びサンド質のピストを走る。
3日目ともなると、若干サンドな路面にも慣れてきたようで、適当にハンドルを泳がせながら、転んだらもうごめんなさい、という感じでタンクをニーグリップしてアクセルオンだとかなり安定してスピードが乗るようだ。
200kmを過ぎたあたりから、硬い路面の高速ピストになり、機関もすこぶる快調で、人間も難所越えが終わったことからかなりハイな状態であっただろうか、しばしばメーターも
3桁越えで先行車をドンドンパスしていった。こんなに乗れてたのはこの日が最初で最後であったが。。。。。
調子ぶっこいて走っていたのでろくにコマ図を見ていなかったのか、ダブルコーションの連続に気づくのが遅れた。
あっと思った時にはすでに遅く、枯れ川の手前でリアをフルブレーキかけたが間に合うわけもなく、たいがいなスピードでフロントからはじかれた。
「終わったかなー」
わずか数刹那の間であるが、スローモーションのように感じた。事故る時の典型的なパターンである。多分、誰も信じてくれるとは思っていないが、その時に確かに声が聞こえた。
「まだ終わっちゃだめ」
その瞬間に時は動き出す、ザ・ワールド。
フロントから思いっきりフルボトムして1,2度バウンドしたがなんとかこらえて奇跡的にクラッシュは免れた。
マシンを止めてフォークのチェックをする。オイル漏れも起こしておらず、マシンの軽さが幸いしたようだ。
「まだだ、まだ終わらんよ」
どっと噴出した冷や汗がジャケットの裏で乾いていくのを感じながら、残り少ない工程を
慎重にすすむ。おそらく左前方のハゲ山がキャンプの西に見えていた山と形が酷似しているので、あの谷間に向かって走るルートであろう。
ピストは左にふれ、右手にローカル空港(コマ図ではすぐ脇みたいなイメージだったが、あどうみても数キロは離れているでしょう!)を見ながら、直角に交差するピストとのギャップに少々ビビリながら先へ進む。あと数キロ、というところで4輪に抜かれて視界が真っ白になるが、慌てることもないので、最後はツーリングペースでゴールした。
かんちゃん早いなー。まだ結構ゴールしてないよ、とゴールチェックで言われてちょっと嬉しい。CRFをチョイスしたのもこの日のためみたいなものだし。
16時というのに日差しは高く、洒落にならないくらい暑いので、少し日が傾くまで整備は後回しにして、温いビールで休憩する。
岩山の向こうに日が入り、キャンプ地がようやく日陰になったのが5時すぎ。
エアクリーナーとオイルの交換を行う。
思ったよりまったくオイルは汚れておらず(当然酸化もしていない)、これならもう1日は余裕でいけたんじゃないか。さすが4CR。ゾイルの効果も大きいかも。中にはゾイル入れてリタイアしたーって言ってた方もいましたが・・・・・爆
どうみても現地人としか見えないカオルさんからオイルをもらい、やや多目に交換しておいた。あと、お約束のスポークの増し締め、各部のチェックを行い異常はなかったのでメンテは終了。
ヘンノさんのWRのサブフレームがひん曲がっているとかで、5人がかりぐらいで角材で
修正をする。マフラーが干渉しないか、誰か跨ってボトムさせてくれ、ということで、金子氏が当然のように指名?された。オッケーである。
明日もZ2トラックが遅着の恐れがあるので、テント組は寝袋とテントを別に分けて翌朝積み込むように、とのアナウンスがあった。明日はツーリストキャンプなので、ゲル組は最低寝袋があればいいのだが、我々はどうやらテントらしいのでそのような措置になったようだ。若干早起きして撤収する必要があるので、食事が終わったら速やかに寝ることにする。この時点でエビちゃんはまだ帰ってきてないとのことであった。大丈夫かー。
ETAP4に続く。
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TBI2009 始動
http://kanchan11.exblog.jp/7949210/
2009-02-13T23:19:40+09:00
2009-02-13T23:20:43+09:00
2009-02-13T23:20:43+09:00
xr80-baja
イベント
昨年、CRF250Xでモンゴルを走って思ったことは、
「XR80で四国走る方がしんどい」でした。
なもんで、今年は原点回帰でXR80で2年ぶりのチャレンジです。
目標はカテゴリー6で1位(2DAYS時代を含めると5連覇!)
悲願の4スト80CCでの30位入賞(最高40位)です。
前回の教訓として、
ライトはMD22からモンキーバハの軽量ライトに戻す。
巡航速度を45km/hから55km/h(昼間)に引き上げるための対策
スペアタイヤの準備
フロントサスのオフ化(前回はモタード流用)
人間の軽量化(前年比-2kg)
であります。
あとは整備が間に合うか、ライバルのう○ぎさんがどれぐらいのマシンを仕上げてくるかですね。]]>
ラリーモンゴリア ETAP3(その1)
http://kanchan11.exblog.jp/7848473/
2009-01-24T14:56:17+09:00
2009-01-24T14:57:17+09:00
2009-01-24T14:57:17+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
SS-287.99kmのデューン越えのループコースである。
今回のラリーにおいて、最大の山場と逝っても過言ではない。そのために
リスクと引き換えに軽いCRFを持ってきたのだから。
「皇国の荒廃、この一戦にあり」
Z旗があれば掲げたい気分である。
SSERからいただいたルートマップ。
自分のGPSによるログ。
盲腸みたいに飛び出したのがミスコース。今大会において、唯一ナビゲーションのミス
らしいミスである。
朝方ずいぶん冷え込んだようだ。寒くなって目が覚めた。まだ6時すぎで、ようやく空が白み始めた頃、ライトを持って用足しに逝く。
7時を回ると日差しも出て暖かくなってきた。W林氏とプレーリードッグのように日光浴をする(ワオキツネザルともいう)
本日のスタートは10時というアナウンスがあり、朝食を食べてゆっくりする。
かなり後ろのスタートなんで、緊張感などみじんもない。。。はず。
スタート前のネコミミCRF。
ハイテンションな“皇帝”池田さん。
いいポジションにつけてる、ナックさん。
ケータリングお疲れさま、マキちゃん。
リザルトは初日42位から37位に少しあがった。クラス2位。クラス1位のロシア人とは若干差は縮まったが、それでもまだ45分ある。しんどいなー。
スタート直後にビバーク横のストレートのピストを通るので、順番待ちながらトップ連中の走りを研究する。
もちろん、おねいさんのチェックもかかせない。
トップランカーがいかにすっとこどっこいなスピードで走っていくのかがよくわかった。
ナックさん、スタート。
W林氏、スタート。
ガスはフルタンク、400kmは無給油で走れるので、少々ミスコースしようが、砂漠でこぼそうが、心配の必要はない。スタートに並ぶと、スターターの校長先生から
「ゼッケン(#32)よりスタートが後ろはあかんやろー」と
檄を飛ばされた。
「今日がメインなんで、明日はも少し上にいきますよ」(ほんまか?)
ETAP-2を終わった時点で、カテゴリー1ではロシアの選手についで2位であるが、
うしろとの差もそんなになく、今日1日の走りで頑張らないといけない。
いよいよデューン越えのステージがスタートした。
スタートしてすぐクレバスがあるから、とブリーフィングで説明があったので、
最初慎重に走っていたら、なんでもない枯れ川のギャップでボテコケした。
燃料満タンなんで、起こすのに一苦労だ。なんとか起こすと、ブレーキレバーが見事に曲がっていた。新車で買ってから一度も曲げたことなかったのに。。。。
特に不具合はなさそうなので、交換する時間を惜しんで再スタートする。
結構石が多いピストを避けながら走るが、ペースが思うように上がらず、車に何台か抜かれた。焦っても仕方がないので、しばらく我慢走行が続く。
フラットなピストに出て、ペースアップする。村の入り口でギャラリーが手を振っているので思わず振ってしまう。
川渡りを何も考えずに入ったら、予想以上に深くて、ヘルメットまで水しぶきでビシャビシャに。グローブで拭いたらゴーグルが茶色くなるのはおととい学習住みなので、走行風風で乾かしながら走る。
そんなに難解なナビゲーションではないと思うのだが、けっこうピストの分岐で迷っているエントラントがいる。自分のナビゲーションをどれだけ信じられるかということだが、
自分では神のナビだと思っているので、お構いなしに先へ先へ進む。
湖の手前あたりからだんだん路面はサンド質に変わり、やがてフカフカの砂に変わる。
空気パンパンのT63はフロントがどっちの料理ショー状態で、行き先はタイヤに聞いてくれっ!みたいな感じ。
昨日、菅原さんに聞いた、人の後のワダチは、ハンドル取られるしグリップしないのでトレースしてはダメという言葉を思い出しながら慎重に走る。
湖の北側を回りこんで北上し始めると、いきなりのデューンが出現した。
勢いつけないと登れなさそうだ。気合いれて、えいやっと登るとお約束の急激なドロップオフ。
T根さんが見事に捕まっていた。回り込むようにして迂回し、少し草の生えたところでSARAHご一行様が休憩しているので自分も休憩することに。
どうやらオンコースを少し外れているようだが、このまま直進すれば次のGPSポイントには問題なくいけそうだ。
金子氏のフサベルが先にスタートしたが、デューンの上りで手こずっていた。トラクションかかりすぎるのも問題か?上りきると、またも急なドロップオフで、金子氏が「これはコーションマークやろー」と絶叫していた。禿しく同意。
2つめのデューンを超えると、やっと路面も落ち着いてきて走りやすくなった。
先行車をパスして気持ちよく進んでいると、先ほど追い越していったモンゴルのパジェロが引き返してきた。ミスコース?言っていることがよくわからない。チンプンカンプンなところへ川渕さんが戻ってきた。どうやらこの先は行き止まりで、ミスコースらしい。
可能性としては、5㎞ほど手前の左折するピスト(153.20km)をまっすぐ来た可能性が高い。
2台で並んで戻ることにした。しばらく逆走していると、右手が大きく開けたステップになり、その見下ろすはるか彼方に古井戸らしきものが見えた(視力5.0)。
あれはコマ図にあった井戸に違いない(確信)。ピストを外れて、丘を下っていくと、井戸の横のピストに出た。ここでICOを合わせて走ると、あとのコマは見事に会う。
先行していた車に追いついて、アップダウンの砂丘をショートカットして追い越すと、ヘリコプターが止まっているのが見えた。ヘリの横を通ってすぐ下るとCPに到着した。
しかし、CPに到着した我々の眼前には、砂のヒルクライム(ほんまにそう見えた)の壁が
立ちふさがっていたのであった。上れるのか?
続く。
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ラリーモンゴリア レストデイ
http://kanchan11.exblog.jp/7848388/
2009-01-24T14:29:40+09:00
2009-01-24T14:30:39+09:00
2009-01-24T14:30:39+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
温まったら地面に転がって、の繰り返しでようやく朝が来た。
結局、ヤマダさんと黒川女史が寝ずに火の番をしてくれていたおかげで
凍死?しなくて済んだようだ。
もう薪もなくなって火の気がつきかけたところへ、このキャンプ地の
遊牧民の長老?であろう方が大量の薪を持ってやってきてくれた。
低潅木しか生えないモンゴルでは、ストーブに使えるような木は貴重品であるはずなのに、惜しげもなく、一気にストーブの天板を外して
投入するもんだから、
「ファイヤー!」
てな感じで、一気にゲルの中が暑くなった。
すでに8時を回っているが、まだ荷物を積んだZ2トラックはやってこない。
ヤマダさんが、ジャンガルを呼んでなにやら話している。
「長老に、ここをもう1日キャンプしていいか聞いてみてくれ」
デビルイヤーは聞き逃すはずがなかった。
もう1日ということは、おそらく明日、砂漠越えのエタップで、今日は
キャンセルになるはず。1日遅れた分は、次のキャンプが連泊だから
そこのエタップ5がキャンセルになるということか。
結局、この推理は見事に的中するのであるが、結果的に1日短くなったおかげでCRFは最後までもってくれた気がしてならない。
雲はどんよりと低くたちこめ、この状況ではヘリを飛ばすこともできないということだ。
いろいろ思案しているうちに、9時過ぎにようやく荷物を積んだトラックがやってきた。
荷物が来たので、テント組の面々は追い立てれるように本部ゲルを追われたので、無理言ってテント設営までw林氏達のゲルにしばらくお邪魔する。
荷物のみならず、リタイア車まで積んでいた・・・どうやって上げたのだ??オーナーのG島氏は、ずっとこのトラックに揺られて、ドライバーに眠いのでなんか歌でも歌ってくれ、と頼まれてアリスの「冬の稲妻」を熱唱していたらしい。ゲルの中でゲラゲラ笑っていると空腹も少しはまぎれるようだ。
(写真提供・W林氏)
10時前に、本日のエタップはキャンセルしますとの張り紙が張られ、
ほっとしたのもつかの間、小雨の間隙を縫って、医療ゲルの風下にテントを設営する。
まさかモンゴルで雨にやられるとは夢にも思っていなかった。
非常食をかじって、少し落ち着いたところで、今度はナックさん達のゲルにお邪魔する。
中に入ると、すでに宴会の真っ最中で、ビールを分けてもらい、手ぶらではアレなんで、(決して荷物減らしではないです)焼き鳥とマグロのフレークの缶詰を供出した。
メイドインコーリアのビールは1本150円だったかな?
ウダウダと話をしていたが、さすがに冷えてきたので、いったんテントに戻り昼寝をすることに。
外は相変わらずこんな天気。
菅原さんも、
「こんなに寒いモンゴルは初めてだよー」といって早々に車に引っ込んでいた。
ウトウトしてたら、もう4時を回っていた。
昨日の走りでタンクを固定するねじが飛んでいってしまっていたのと、
エアクリーナーの交換をしないといけないので、慌てて作業をする。
エンジンを開ける事を想定していたので、タンクを固定するネジにネジロックを塗布しなかったのが裏目に出てしまったようだ。
ちょうど合うM6のネジがパーツ箱にあったので、タンクをなんとか
固定に成功。うなぎさん、ネジロックありがとうございました。
整備も終わり、早めの夕食。
少し出遅れて、ちょうどカレーのルーが売り切れ。
次のが煮えるまで少し待つ。
今日のケータリングスタッフはおなじみのマキちゃんと、モンゴル人の
可愛い彼女である。日本語は少しはわかるそうなので、帰るまでには
仲良くなろう(希望的観測)
明日はスタートが9時とのことで、ゆっくり寝れそうだ。
晴れるといいなあ。(暑いのは困るけど。)
飯食って、昼間散々寝たはずなのに、すみやかに就寝。
砂の海は歓迎してくれるのか、否か。
]]>
ラリーモンゴリア ETAP2(その2)
http://kanchan11.exblog.jp/7708303/
2008-12-03T10:48:52+09:00
2008-12-03T10:49:45+09:00
2008-12-03T10:49:45+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
300kmの休憩を過ぎてからは、幅の広い幹線道路っぽいピストに出て、しばらくハイスピードのクルージングになる。
コマ図に「猿の惑星」と書いてあったので、ロケにでも使ったのかなーと思ったら、崖から出っ張った岩が猿っぽく見えるのみであった。
340kmの村を過ぎたあたりから、とうとう雨が落ちてきて、道はあっという間に赤土のチュルチュルに変わる。
まさかモンゴルでこんなチュルチュルに出くわすとは夢に思わない。
もちろんカッパなんぞはダッフルバックにほりこんであるので、濡れながら走るのだが、結構寒い。
390kmのコマの平行したピスト群で、おたっしゃクラブの川渕さんが対向から走ってきた。どうやらロストしたようだ。
現在地のkmを教えると、あっという間に見えなくなってしまった。
腕の差もあるが、やはりパワーの差は歴然ともしがたい。
414.55kmのコマでピストは左折し、平原のど真ん中へ。
朝のブリーフィングで、ヤマダさんが
「ここは200km/h出ます。あとでメーターチェックします」
と言っていたところだ。
確かに360度何にもない平原で、硬くしまったピストがストレートにどーんと伸びている。数十キロの間はコーションマークもなさげなんで、
最高速アタックにチャレンジした。
メーター読みで、130kmまでは逝きましたが、巡航は100kmが
いっぱいいっぱいでした。それでも安全マージンをとって、85~90km/hで巡航する。モンゴル用にファイナルをノーマルの13/52から
14/44に変更しているので高速巡航はエンジンもさほど吼えている感じではなく、人間だけの問題である。
しばらく雨もやんでいたのだが、480kmを過ぎたあたりからまた冷たい雨が降ってきた。あと1時間。時計を見ると18時15分を回っているぐらいだ。
アベ65ぐらいで走ればギリギリ間に合うか・・・・・・
500kmからはワィンディングとある。もちろんダートであるが、おそらく幅のある快適なダートであることはGPSの地図にも載っているピストであるので容易に想像できた。
518kmで本日2度目の2000m越え。ここからは下りでさらにペースアップと思ったのだが、なんかタンクがガタガタしている。
「タンク固定してるボルト無いじゃん・・・・・」
IMSのビッグタンクはシートとタンク前部のねじ1本で留まっているだけなので、これは少しまずい。
止まって直すか。。時間は今のペースで行ってもかなり厳しいが、
確かこのネジはM6の長手品なんで、今携行している記憶がない。
くやしいが、ペースダウンして、ゴールを目指すことにする。
565.33kmのコマがオリアスタイの街中になるのだが、このロータリーで結構みんなミスコースしたらしい。
自分は次のコマの左に橋があるのがわかっていたので、道を見ないで、風景を見て問題なく街中をクリアした。
ここで18時半を回り、ほぼ間に合わないのが確定したので、あきらめて明日のデューンに備えて給油する。
フルタンクにして、のこり20kmほどのピストを走って、20時過ぎにビバークにゴールした。11時間30分ほどかかったようだ。 ま、仕方ない。
テントでも張って一杯やろうかと思ったら、まだ荷物のZ2トラックが到着していない。
スタッフに確認すると、真夜中になるらしい。
「マジですか・・・・」
あのー、僕はテント組なんで、避難するところもないんですが。
とりあえず羊の石焼をいただきながら荷物の到着を待つことにしたのだが、あまりに寒いので、オフィシャルのゲルで寝てていいよ、とありがたい言葉をいただき、さっそく潜り込んだ。
しかし、
「寒い・・・ここに あと 何年」(byハマーン・カーン)
ゲルの壁と地面には隙間があり、そこから冷たい雨風が容赦なく吹き込んでくる。
それでも、寝ないと体力回復できないので、地べたでガタガタうずくまっていたら、黒○女史が
「本部ゲルはストーブ入っているからこっちで寝ていいよ」
と言ってくれ、転がりこんだら同じようなテント無し難民が集まっていた。
ウトウトしながら熟睡できるわけでもなく、半分寝てるやら起きてるやらわかんない状況で、燃料節約でトロトロとしか火が入っていないストーブを囲んで、ヤマダさんが火の番をしてくれている。
燃えるものが無くなってきたので、まえだっちが外に出ていったと思ったら、ETAP-2のコマ地図を持って帰ってきた。
「外に捨ててあったからこれも燃やそう。ちゃんとETAP-2って確認したから」
ちゃんと確認してあるあたり、さすがまえだっち。海外の選手はその日終わったらコマ図はすぐに捨てるようだ。
合言葉は
「とにかく夜明けまで火を絶やさないようにしよう」
長い夜は更けていくのであった。
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モンゴリア2008 ETAP-2(その1)
http://kanchan11.exblog.jp/7520275/
2008-09-26T14:06:16+09:00
2008-09-26T14:06:56+09:00
2008-09-26T14:06:56+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
スペシャル588.5km
ガチンコの600km弱であるが、かなりハイスピードということもあり、特別ルールでの走行となる。
指定時間が11時間であり、それ以上早く着くと早着のペナルティ。
遅れれば当然所要時間がスペシャルのタイムとして加算される。
途中の休憩等、考えるとアベ60km/hは必要であり、かなりタイトな
タイム設定といえる。
昨日のアナウンスで、6時までにダッフルをZ2トラックに積むように
指示があったのだが、目が覚めたのが5時50分。
「やばっ!」
とテントから飛び出たが、周りはだれも片付けた形跡がない???
ちょうど居合わせたにおっちさんが
「かんちゃん、積み込みは7時で、スタートは8時に変更になったで」
と教えてくれてほっとした。
昨日の順位を確認する。
44位・・・遅い。遅すぎる。クラストップどころか、蔵島さん、石もっちゃんにも遅れを取っている。クラス1位のロシアの選手とはすでに
1時間差。
まあ、始まったばかりだ。あせっても仕方ない。
さなピさん、ナックさん、若林君達を見送って、8時44分、スタートした。目標ゴールタイムは19時44分である。
スタートして0.3kmのコマ、右方向に進めであるが、実際はほとんどストレートオンだった。右手に先行車の砂塵が彼方に見え、ちょうど0.69kmにも川渡りがあったため、しばらく信じて走っていたが、次の分岐と景色があまりにも違う。そうこうしていたら、先にスタートした石もっちゃんが引き返してきたので、ミスコースに気づき、あわてて元の広いピストまで戻り、直進すると川渡りが出現した。ロシアのSUMOTORIのクルーが写真を取りながら、
「行け行け!」と指差していたので、間違いない。
まったく気づかなかったが、この川のトラップでさなピさんがはまったのを知ったのは、はるか後になるのであるが・・・
しばらくうねうねとしたピストが続いたが、やがて街に出て舗装路に変わった。ここでタイムを稼がねば、と思ったらすぐにお約束のダートになった。ダートといえども、幹線道路らしく、車の交通量も多い。
ただ、路面が結構スリッピーなので、下り坂ではかなり気を使った。
80kmあたりの平原の高速ピストで、やっと先行していた石もっちゃんをパス。重いジェベルだが、結構いいペースで走っている。ミスコースしたらすぐに前に行かれるやろなー。。
101.84kmのコマを過ぎたところで、何台かのバイクが止まっている。
チームサラの面々だった。ちょうど小腹もすいたので、5分ほど止まってエネルギー補給をした。
その後も淡々と走り、11時半にはCP-1に到着。
156kmを3時間弱ということは、少しペースを上げる必要がある。
今のペースだと、休みなしで11時間ギリギリだ。
CPはこんな感じの綺麗な渓谷であるが、楽しむ余裕はあまりない。
休憩していても油断するとネコミミはすぐモンゴル人に取り囲まれてしまうのだ。
当然顔など洗う余裕もない。
CPをスタートして、3kmほどいっただろうか、ピストの左側に何台かのバイクが止まっているのを見つけた。
高知おたっしゃくらぶの御三方と、におっちさんだった。様子がおかしい。
「やってもた....」
そう言ってにおっちさんは右肩を抑えてうずくまっている。
本人も転倒した時の事は覚えていないとのことであるが、多分フロントから回ったのではないかということだった。
すでにオフィシャルには連絡済み、との事であり、まもなくピックアップがやってきたので、4人でXRを荷台に積み上げた。(ラダーなんてないので)
心配であったが、自分も時間がかなりタイトであるので、とりあえず先を急ぐことにした。
186.67kmのコマ図にあるスタンドで給油のために立ち寄った。
お約束のモンゴルの子供達が、ネコミミに興味津々のようだ。
そのうちの一人が英語で、
「あなたはモンゴル人ですか?」と聞いてきた。なわけないだろー。
もちろん日本人だと答えておきました。
時間はかなり厳しくなっている。昼飯を取ることにしたが、ここでキャメルの水がなくなった。ヤバイじゃん・・・・・
そこいらの店で液体を買おうかとウロウロしていたら、オフィシャルの
車がちょうど通りかかり、幸いにも水をいただくことができたので、石もっちゃんとタカネさんと分けて事なきを得た。
200kmからの湖もすごく綺麗なロケーションであるが、当然止まる余裕もなく、308.1kmのCPまでたどり着くと、とりあえず休憩。
石もっちゃん、おたっしゃの面々も休憩に立ち寄った。
しかし、まだあと300km近くあるんだよなー。
空はどんよりと暗くなり始めていた。古傷が痛む。。。いやな予感。
続く。
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モンゴリア2008 ETAP-1(その2)
http://kanchan11.exblog.jp/7460625/
2008-09-05T22:52:12+09:00
2008-09-05T22:52:47+09:00
2008-09-05T22:52:47+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
14時より1分間隔でゼッケン順にスタートする。
目の前にはどこまでも続いているかのような真っ直ぐなピストが地平線に向かって伸びている。
さあ、いよいよ本当のモンゴルがスタートした。
しばらくはコマ図とピストを睨みながら走るつもりであったが、ものの
数分もしないうちに後ろからスタートしたまえだっちと池田さんにものすごい勢いで抜かれた。
「マジっすか・・・・・」
慎重になりすぎて、いきなり9.36kmの右折をミスコース。
幸い、すぐ気づいたのでUターンすることなく草っぱらを横切ってコース復帰した。しばらく距離の補正をかけながら走ってみたが、砂地のピストはやはり誤差が若干出るようだ。幸い、短い間隔でコマ図が切られていたのと、マイルストーンのおかげで距離の確認は容易に行えた。
これもコマ図の確認ができる様に、製作サイドの意図が行間に見え隠れした。
だいたい感じはつかめたところで、チームメイト?のW林氏に抜かれたので、しばらく引っ張ってもらおうと試みたが、自分の腕では10分ほど視界にとどめるのがやっとであった。
それでも、巻き上げる砂塵が遥か彼方まで見えるので、コマ図の確認も適当にそこそこのペースで走ることができた。
73kmで最初のCPポイントがある。手前のピストが薄いとのことで少々不安だったが、さすがに30台以上のマシンが通ると、はっきりしたピストになって難なく到着。ハンコ押しはまこっちゃんだ。知った顔に会うとほっとする。
「かんちゃん、モンゴルはどう?」
「いやー、みんなペース速いけんねー、大変ですわー」
そんな事を言いながら峠を下る。丘陵の斜面を下りていく、ダイナミックなルート。ハーブの香りに少々むせながら、先を急ぐ。
89.67kmのポイントで左手の薄いピストのコマ。
特に自分は意識していなかったが、オンコースを走っていると確信はあったのだが、におっちさんが道わからん~と立ち往生していた。
風景とGPSポイントを確認し、このままコマ図どおり、目の前の丘を登るのがオンコースであると信じ、丘を越えた。
丘を越えて、それらしきピストに出たところで振り返ると、カミオンが
黒煙吐きながら丘を越えてきていた。
「これについていけば間違いない」
すぐにカミオンの後をおっかけ、山を回り込んだところでそれらしき
コマと距離になったため、補正し、におさんに先に行ってもらった。
(しばらく追いかけてみましたが、まったく無駄なあがきでした。。。)
しばらく一人旅のSSだったのだが、110kmあたりでバイクに追いついたので、コバンザメで楽しようと、後を走っていたら115kmあたりで
違うピストに入ったみたいで完全にロスト。
しゃーないなー。
あたりを見回すと、はるか彼方に電柱が見えた。
電線の走っている方向と、CAPから推測すると、草原横断して電柱に向かえばおそらく118kmのコマあたりに出るのではないか?
完全に右往左往しているエントラントをほっといて、自分は信じた道を
一直線に草原をつっきると、見事に予感は的中し、オンコースに復帰できた。しめしめ。
それで気がゆるんだわけではないが、直後のガレ場のなんでもない上りでフロントを浮石にはじかれ、クレバスに突っ込み右側にボテこけしてしまった。。。
「あ”~~ネコミミがあ~」
へんに斜めに落ちてしまったので、起すのにてこずっていたら、ちょうど石もっちゃんが通りかかってヘルプしてくれた。助かりました。
ハアハアいいながらコースに復帰し、休みながらスローペースで走っていたらまたもミスコース。
126kmのコマを左に行くところをどうも右にいってしまったようだ。
同じようにロストしていた#5カールさん、#18岡本さんを連れて、
GPSを頼りに山を越えてポイントの指す方を目指した。
それらしきピストに出て、しばらく走るとどうやら131kmのコマっぽい
地形に出くわしたのでオンコースであることを確認した。
しばらくは2台を引っ張るように走っていたが、かなりフカフカのサンドのピストになったところで先に行ってもらった。
やはり空気パンパンのT63でサンド質な路面ではフロントを持っていかれないように走るのがいっぱいいっぱいで、ステダン無理してもつけておけばよかったなーとかなり後悔した。
189kmの橋の手前に開設されたCP-2でハンコをもらう。
オフィシャルのT森氏に
「かんちゃんえらいゆっくり走ってるなー」
と言われたが、すみません、今日はこれくらいで勘弁してください、って言うのがやっとであった。
このあともほとんど一人旅になったが、自分のナビゲーションが一番信用できるのではないか?と思えるぐらいスムーズなナビで、一度もミスコースすることなくなんとかSSをフィニッシュした。
まだめっちゃ明るいので、18時くらいかなーと思って時計をみたら、もう20時前だった。
↑20時でこんな感じ。
あとはビバークまで20kmばかり、リエゾンをゆるく走れば終わりなのだが、この道が穴だらけの道で、対向車も多く、あまりペースをあげられなかった。
最後のスタンドで給油し、ゴールしたらもう21時前だった。それでも
まだ明るかったので、早々にテントを張り、整備をして23時にはシュラフにもぐりこんだ。
明日は600km近く走るので大変だなー。。。。 ]]>
ラリーモンゴリア ETAP-1(その1)
http://kanchan11.exblog.jp/7425383/
2008-08-24T21:32:30+09:00
2008-08-24T21:33:03+09:00
2008-08-24T21:33:03+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
リエゾン 223.61km
スペシャル255.85km
リエゾン 23.57km
トータル 503.03km
全く緊張感のないまま、スタートの朝になった。
9時からゼッケン順のスタートなので、自分は9時32分のスタートになる。
朝食を終えて、さっそく荷物をまとめて背負ってみたが、あまりの重さに絶句・・・・
「これ背負って1週間走るのかよ・・・マジか~」
すでにエントラント達はスタート前の準備に余念がない。
いろいろ仕込んでジャミラな方も。
自分のマシンのコックピット。マップのリーダーもネコミミという徹底ぶり。他にやることあるんじゃないか?
汗だくだくになりながら、スタートラインにマシンを押していき、大勢のギャラリーに見送られてモンゴリア2008はスタートした。
初めての右側通行にかなり無茶な運転の車に、舗装だけど穴だらけの国道と、モンゴルの強烈な洗礼をあびながら慎重に走っていたら、いきなりミスコースしてしまった。
リエゾンの233kmを14時までにクリアすればいいので、そんなに慌ててはいないものの、少しドキドキ。
48km以降のコマも、見た目舗装だが、130km近くまではずっとダートで、
メインピストとサブピストをあがったり降りたりで案外ペースは上がらない。。。と思っていたら、他のエントラントはものすごい勢いでかっとんで行く。SSでないので、ここは我慢我慢。
136kmのコマを曲がると、快適な舗装のハイウェイで、大陸の風景が広がっていく。
「wヒョー」
奇声だかなんだかわからない声を上げながら、しばし快適なツーリング。192kmのスタンドで給油をするが、A80しか置いてなかったので、とりあえず5Lほど給油する。これでキャンプまでは持つ計算だ。
給油してくれた若いお母さんがめっちゃ美人で、写真を撮っておけばと
少し後悔。
220kmのリエゾンを終えたのが1時をすこし回ったくらい。
すでに大半のエントラントと、相当なギャラリーが集まっていた。
SSのスタートまで、遅い昼を食べながら休憩することにする。
とにかく暑い。カミオンの日陰に入ってまったりしていたら、そろそろいい時間になったので準備する。
さあ、いよいよスタートだ。
続く。
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ラリーモンゴリア 参戦日記 8月3日
http://kanchan11.exblog.jp/7404211/
2008-08-17T17:08:40+09:00
2008-08-17T17:09:11+09:00
2008-08-17T17:09:11+09:00
xr80-baja
ラリーモンゴリア
以下、本日の予定。
朝食をとったあと、コンテナまで歩いてマシンを取りに行く。
夜中の到着だったので、風景がわからなかったが、ヌフトホテルは
渓谷の奥まったところに立ってあり、両側は切り立った山になっていた。明らかに日本とは違う風景だ。
2ヶ月ぶりにCRFとご対面。バッテリーは端子を外してあり、
セルが回らないのでホテルまでの下り坂を惰性で下りていった。
駐車場ではすでにエントラント達が整備に余念がない。
さっそくCRFのバッテリーのターミナルを繋ぎ、セルを回すとエンジンはすぐに始動した。ほかに特にこれといってすることもないので、明日のマップを巻いて、他のエントラントの観察を行う。
今回の一番の注目マシンはやっぱこれか。
リアのアクスルシャフトはボーイング社特注の削り出しだそうで、
日本での代理店も探しているとのこと。
「最高速はどれくらい?」
「うーん。。。200km/hくらいかのー」
だそうだ。
綺麗なWR。海外組は金かかっているエントラントが大半のようだ。
チームお遍路・W林氏。
昼食後、銀行が来ているというので、ドルを現地通貨のツグルグに交換する。1ドルが1150ツグレグぐらい?だったので1000ツグレグが100円くらいの計算になる。
「現地通貨も羊の匂いがする」
と聞いていたが、そんなことはなかった。多少ハーブの匂いはしましたが。。。
ガソリンはまだ5Lくらい残っているので、明日のスタート後の給油でもよかったのだが、右側通行にも慣れないといけないし、ちょっと走ってみたかったので、給油に出かける。
ホテルを出てすぐの三叉路にスタンドがあり、A92が1225ツグレグとの表示。A92がハイオク、レギュラーがA80ってのがモンゴルのガソリン事情のようだ。A92でも少し日本のガソリンよりオクタン価は低いのであるが、向こう8日間、まったく問題なく走ってくれた。
ちなみにモンゴルのガソリンはほんのり黄色く色付けてあり、匂いも日本と少し違って化学薬品系の独特なにおいがした。ベンゼンと言われるのもこのあたりか?
このスタンド、ドルが使えなくてW林氏がパニくっていて、幸い余分に
ツグレグを持っていたので立て替えたのであるが、自分の支払いの際に
かなりやばかったのは内緒である。
ホテルに戻り、またまたダラダラしていると、仁尾さんとうなぎさんが深刻そうに整備している。
なんでもフォーク内に入っているはずの大きなワッシャーが入っていなかった?らしく、現地調達の必要があるとのこと。英語のできるW林氏に応援を頼み、最悪3人でウランバートルの市場まで調達にいくかどうか、ってところまで話になったのだが、結局ワッシャー無しでも問題なし?との結論でそのままで行くことになった。
17時にダッフルバックを積み込むということで玄関前に行ったが、運搬用のトラックがまだ来ていない・・・・・(この頃から伏線はあった訳だ。)
30分遅れで荷物を預けて、18時よりラリーのブリーフィング開始。
半数が外人のため、日本語・モンゴル語・ドイツ語・英語などが飛び交うインターナショナルな雰囲気である。
ブリーフィング後は菅原テルさんによるナビゲーション講座に出席。基本的なCAP走行とか、先行者のタイヤパターンを覚えるとか、役に立つ小ネタもあり、参考になる講座であった。
夕食後はさなピさんの部屋でGPSポイントの打ち込み作業を行っているのを見にいく。けっこう細かくポイントを打ち込んでいた。
自分はほぼ作業を終わっていたので、あーだこーだと話しているうちに
やはり眠くなってきたので寝ることにする。
明日は9時スタートなので、7時起きかなー。まったく緊張感がないスタート前日である。
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